ベッドの上。服はもう全部脱がされていて、後輩が、うしろからぴったり抱きついている。「いやになったら、いつでもゆってよかけんね」。そのひとことに先輩が黙ったまま首を振った瞬間から、むずかしい決まりごとも駆け引きもない、ただいじめられるだけの時間が始まった。
博多弁の後輩は耳もとから一度も離れない。右の耳、左の耳と舌を入れられ、乳首をつままれ、ちんぽをぬるぬるの手でしごかれ、出る寸前で何度も放り出される。そのあいだずっと、甘い語尾のまま「きしょか」「ざこやん」「情けなかねえ」が、くすくす笑いと息と一緒に耳の奥へ流しこまれていく。
耳を舐められながら手で一回。ゆかにしゃがんだ後輩の口の中で一回。乳首を吸われながら一回。そして、からっぽになったあとも耳もとで搾られて、最後の一滴まで。ベッドに手をついたまま一度も自分で触らなかった先輩に、後輩は帰りぎわ、耳もとでひとことだけ本音をこぼした。
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