終電を逃した深夜の駅に、臨時の夜行が滑り込んでくる。
「ご乗車、ありがとうございます……ええ、ええ。大丈夫ですよ」
これは、死者が最後の一夜を過ごす列車。
切符には行き先のかわりに「その人が最期に聞いた音」が印字されていて、
乗客はその音を聴いて、思い出して、自分の駅で降りていく。
——あなたの切符だけが、白紙。そして、無音。
囁く車内販売のスズ、悲しいほど丁寧な車掌ツグミ、自分の死を認めない青年、
そして次の駅から乗ってくる「半年ぶりの乗客」。
物語はやがて、あなた自身に返ってくる。
◆ 収録内容(本編 約42分・全7幕の連続サウンドノベル)◆
▼ 第1幕「白紙の切符」— 乗車と検札。「また、白紙のお客様だ」
▼ 第2幕「切符は音を聴く」— 老婦人の切符からは、波の音がした
▼ 第3幕「心電図」— 規則正しい電子音の切符を持つ青年。音が止まる場所まで、いっしょに聴く
▼ 第4幕「あなたの番」— 空になった車内で告げられる。「あなたは、死んでいませんから」
▼ 第5幕「半年ぶりの乗客」— ちいさな傘の音。「毎晩、付き合わせて、ごめんねえ」
▼ 第6幕「包丁の音」— 切符の音は、台所のトントン。彼女は自分で降車ボタンを押す
▼ 終章「はじまりの音」— 朝の始発駅。最後の車内放送。「いって、らっしゃい」
◆ ボーナストラック ◆
「走行音の夜」(25分)— 夜行列車の走行音だけをたっぷり。睡眠導入・作業用に
◆ 付録PDF「みおくり号の手引き」◆
キービジュアル/路線図(駅名は降りる人にしか読めません)/乗務員名鑑/全7幕の脚本集
◆ 本編 約42分 + ボーナス25分 = 合計約68分
◆ バイノーラル収録: イヤホン・ヘッドホン推奨
◆ SEはすべて物語の装置です(切符の音・心電図の停止・降車ボタン・朝の駅)
◆ 全年齢対象
【AI利用について】
本作は音声合成・作画にAIを使用し、企画・脚本設計・演出・音響設計・キャラクター監修・
編集はすべて人の手で行っています。空間音響は独自のバイノーラル処理です。
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