「殿下は頑張りすぎです。少しはご自分のことも大切にしてください」
「わたしを誰だと思っているのですか? 殿下の幼馴染であり、何年も仕えてきた専属メイドですよ? 貴方のことをずっと側で見てきたんですから、その程度のこと、簡単にわかりますよ」
「んー、もうっ! いいから早くこっちに来る!」
「でも、あんなに甘えん坊で、寂しがりやだった君が、いつしかわがままを言わなくなっちゃったのは…………うん。やっぱり寂しいな」
「そんな君が、とても愛おしく見えるよ」
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