大学の裏庭で、迷い猫にパンをちぎってあげていた女の子――それが、みおとの出会いだった。
同じ講義を取っていると知ってから、ノートを見せたり、カフェで課題を手伝ったり。
勉強が苦手なみおは、そのたびに「えへへ、お礼にケーキおごるね」と笑った。
いつの間にか隣にいるのが当たり前になって――告白は、みおのほうからだった。
付き合ってもうすぐ1年。
今はふたりで小さな部屋に暮らしている。
朝が弱いくせに「今日はわたしが起こしてあげる!」と張り切って、
帰りが遅いと玄関で待ちきれずに飛びついてくる。
ちょっぴりわがままで、甘えん坊で。
でも誰よりもまっすぐに"きみ"を好きでいてくれる女の子。
これは、そんなみおと過ごす、なんでもない毎日の記録。
――すべて一人称視点で、みおがまっすぐきみを見つめます。
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